新型コロナウイルス感染症の対策を強化しています
1歯科医師及び従業員の感染症対策の徹底
当院では、国内のみならずアジアを拠点とする医療物資サプライチェーンの協力のもと、マスク・グローブなど衛生用品の確保に努めており、患者様おひとりおひとりの治療に必要となる、マスク・グローブの適切な使用を徹底しております。
2患者様の人数制限
感染予防対策及び、医療体制維持の為、1日あたりの患者様の数を制限しております。
時間帯や曜日によってはご予約が取りにくい場合がございますが、患者様にはご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。
3エアロゾル対策
当院では、開業当時(2014年)より、エアロゾル対策として口腔外バキュームを3基設置しております。口腔外バキュームとは、主に治療用の椅子の隣に設置し、強力な吸引力で治療時に発生する粉塵・水しぶき・臭いを吸い取る設備です。当院では、この設備を使用し、クリーンな診療環境づくりを目指しています。
口腔外バキューム(フリーアーム)
当院の口腔外バキューム
4院内設備の清掃・消毒時間の確保
1日に数回、院内設備の清掃・消毒の為の時間帯を設けさせていただいております。
その時間帯は診療ができないため、患者様へはご不便とご迷惑をお掛けしますが、何卒ご了承ください。
5空気清浄機の設置
Blue Air社製(スウェーデン)空気清浄機を2機設置しております。
同社の空気清浄機は、歯科・医科のクリニック、大使館、高級時計の工房、大手コンピューターメーカーのリペアセンターなど、上質な空気を求める様々な企業や組織に導入されています。
また、同社では、今回の新型コロナウイルス感染症患者の増加の中、日々の生活に多くの制限がかかり不安を抱える人々の活動を支援するため、同社の空気清浄機を国内の学童保育や放課後クラブに貸与する活動を行っています。
6治療用器具の滅菌と消毒
当院の開業時(2014年)より、治療用器具の滅菌は、ヨーロッパの滅菌規格のなかで上位にあたるClassBのMERAG社製(ドイツ)滅菌機を使用しております。
また、開業当時から「感染症対策」や「緊急時の対策」に取り組んでいる医院として、厚生省から歯科外来環境診療体制歯科医院に認定されております。(詳細はこのページ下部をご参照ください)
患者様へお願い
- 1
次の症状がある方は各都道府県の「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
- ・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている
- ・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(咳、呼吸苦)がある
- 2
上記以外の方 ~ 下記に該当する場合は、治療の延期を検討させていただく場合がございます。ご了承ください。
- ・現在同居する方に発熱や咳などの症状がある、自宅隔離を要請されている方
- ・身内や勤務先などでコロナウイルス陽性患者が出ておられる方
- ・過去一か月以内に海外渡航歴のある方
- ・過去一か月以内に海外から帰国された方との濃厚接触歴がある方
- ・過去14日以内に50人以上が屋内で集まる集会やイベントに参加された方
- ・過去14日以内より嗅覚、味覚異常のある方
- 3
来院される全ての方へ
- ・来院時にはマスクの着用をお願いしております。
- ・来院されたら手洗い・手指消毒をお願いしております。
患者様にはご面倒をお掛けしますが、感染予防対策へのご理解、ご協力の程、宜しくお願い致します。
徹底した衛生管理で清潔で安心の治療環境
現代の医療業界ではインプラントなどの外科処置だけではく、日常に用いる治療用器具を通じての感染防止の標準予防策として、高度化した滅菌のクオリティが求められています。
そのため当クリニックでは、医療先進国のヨーロッパ規格EN13060においてクラスB条件をクリアしたドイツ・MELAG(メラグ)社製の「バキュクレーブ31B」や、「メラクイック12」を導入し、患者さんに安心、安全な治療を受けていただけるよう、衛生管理を徹底して行っております。
~滅菌済の治療用具~
衛生管理設備
滅菌器メーカーMELAG社について
MELAG社は1951年ドイツ・ベルリンにて創業。医療用器具の消毒・滅菌の分野ではトップクラスの企業で、現在は世界60か国以上、48万5千台以上の消毒・滅菌機器を供給しています。そしてその供給数こそがその確固たる技術と品質を世界に認められた証でもあります。
MELAG社の本社のあるドイツでは、クラスBの滅菌器を導入している歯科医療機関は8割以上と言われていますが、日本国内においてはその数字に遠く及びません。
当院院長は実際にベルリンのMELAG社本社を訪問しました。製品の担当者とドイツ歯科医院での現状や、滅菌機器の技術や品質についてのディスカッションを行い、また製造現場の見学を通し、彼らのその技術力と品質の高さを確信しています。また今後もMELAG社と連携を強め、グローバルスタンダードとなる滅菌対策を提供し続けていきます。
- MELAG社役員、担当者と
- 工場視察
- 本社前にて ドイツ・ベルリン
歯科外来診療環境体制について
「歯科外来診療環境体制」とは、歯科診療時の感染症対策や緊急時の対応に必要な器具の設置などの取り組みを行っている体制のことです。当院は厚生労働省によって制定された施設基準(下記参照)に適合し、「歯科外来診療環境施設基準歯科医院」に認定されております。
歯科外来診療環境体制加算に関する施設基準
- 1
偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
- 2
歯科衛生士が1名以上配置されていること。
- 3
患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。
- ア 自動体外式除細動器(AED)
- イ 経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
- ウ 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
- エ 血圧計
- オ 救急蘇生セット(薬剤を含む)
- カ 歯科用吸引装置
- 4
診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。
- 5
口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること。
- 6
感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること。
- 7
歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯牙の切削や義歯の調整、歯の被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸収できる環境を確保していること。
- 8
当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法やその対応および当該医療機関で取り組んでいる院内感染防止対策等、歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。